元社長がサラリーマンになるとどうなる?(入社~現場配属編)

会社をたたむ人 転職

はじめに

転職について、前職でのキャリアアップが望めなくなったので転職を検討するという理由を耳にすることがあります。要するに自分自身は会社に対してこんなことをやって貢献したいと思っているのに、なかなか思うように進まない。また一蹴されてしまう。だからキャリアアップを目指すには会社を変えるしかないと。

私の場合は少し違う。元社長なのでやりたいことはやってきた。キャリアを積む、積まないも自分次第。ただ社長としての限界を感じて会社をたたんだ。転職しサラリーマンになることで年収が下がるのは仕方がないが、なるべく下がり幅を小さくしたいと考え就職先を選んでいたら大手企業に就職が決まった。そう。私の転職理由は社長業が難しくなったというのと、ある程度の年収確保。もちろん面接時にはそんなことを正直に言うわけもなく、また元々面接をされる方ではなく面接をする方だったので、こんなことを言われたら社員として迎え入れたいなと自分が思うような人物を演じていたらまんまと面接を通過し、大手企業への就職が決まってしまった。

さて、こんな私がこんなマインドで果たしてやっていけるのか。このブログで皆さんに状況報告していきたいと思います。

転職活動!

転職を考える人

まず、転職先は決まったが48歳のおっさんがどのような転職活動をしたのかお伝えしようと思います。

其1 とにかくテレビ等で宣伝している某転職サイトに登録しまくる。

其2 登録後、様々なエージェントさんから連絡が来るので、エージェントさんの得意分野を吟味し、担当エージェントを3人に絞る。

其3 エージェントさんは面接官ではないので、とにかく本音をぶつける。(説教とまではいかないが、あまりの私のマインドに「ちょっとその考えでは転職は難しいかも」とご指摘を受けることも。)

其4 エージェントさんにはあまり業界を絞らず幅広く動いていただく。かつ、書類選考まではお任せする。

其5 書類選考を通った企業様があった場合、連絡をいただき面接まで進めるかを検討する。

ここで役に立つかわかりませんが、私が思う「こんな人が面接を通過する!」を列挙したいと思います。

其1 明るく元気で素直であること。明元素ですね。基本ですが大事です。

其2 ポジティブであること。これも基本です。

其3 良い意味で変な人であること。ここは詳細な説明が必要ですね。後ほど詳細化します。

入社!

転職先の社長と握手

中度採用(キャリア入社)が30人以上?!

これは私が10月に入社した時の数字です。大手企業とはいえ、こんな中途半端な時期に中途採用の同期が30人以上もいるなんて?!

同期といっても中途採用の集まりなので年齢はまちまち。なかには私より年上の方もいたりして、少しほっとしました。(48歳という年齢で転職するのがかなり遅い転職だと思っていたので。)そのため、年齢関係なく転職したいと思う人が多くいるんだなぁと思いながらも同期の皆のやる気に満ちた表情がとてもまぶしく感じるとともに不安でいっぱいになりました。

研修!

説明をする人

中途採用にも関わらず研修期間は1週間。1,2日ぐらい会社説明があってすぐに現場配属を予想していたので、研修期間1週間に驚き。大手ともなると研修にもきちんと時間をかけられる余裕があるということだろうか。

中途採用メンバに対して研修が1週間も必要かどうかは一旦置いておくとして、一つ理解したのは、確かに大手というところで部署が多く、それぞれでやっていることが多々ありその説明だけでもそれなりの時間を必要とするというところ。(会社を知るためのINPUT情報が多い。)また、社員管理等はアナログではないため、私(おっさん)的にはいちいち説明してもらわないと勤務報告すらできない。(勤務報告システムの使い方すらわからない。)そういったところを研修期間にきちんと説明してくれるのはありがたい。が、そんなに詰め込まれても忘れてしまうので、わからなくなったら先輩に聞けばいいやといったスタンスで研修をやり終える。

現場配属

1週間の研修を終え、いよいよ現場配属。面接時から〇〇さんには〇〇現場の〇〇を担当してほしいと言われていたので、自分がどこに配属されるのだろうといったわくわく、どきどきもなく以前からお話をいただいていた現場への配属が決まった。同期の中には私と同様に自分がどこに配属されるかわかっている人もいたが、ほとんどの人がどこだか決まっていないということでわくわく、どきどきしていたそう。研修が終わっても配属先が決まらず、研修を継続するメンバもちらほらいた。

ここまでは、のほほんと流れの中でやり過ごしてきましたが、ここからです。地獄とまでは言い過ぎかもしれませんが、元社長がサラリーマンの苦しさを味わう日が来るのです。

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